撮影=岩原俊一 衣装=岡藤隆広

穴迫信一を中心に北九州を活動拠点とした劇団として2012年に結成。北九州と京都の二都市を拠点に、普遍的かつ革新的な演劇作品の創作をコンセプトに活動。リリックを組み込んだ戯曲と、発語や構成に渡り音楽的要素を用いた演出手法を元に、〈個人のささやかさ〉に焦点を当てながら世界の在り方を見いだそうとする作風が特徴。これまで劇場をはじめ、商店街の路上、ショッピングモール、全長60メートルのモノレール車内など多彩な場所で演劇を製作する。

拠点となる北九州では劇団として年数本の作品を発表するかたわら、北九州芸術劇場とパートナーシップを組みながら「モノレール演劇シリーズ」の製作を担う。2018年、ロームシアター京都×京都芸術センターU35創造支援プログラム“KIPPU”に選出され『sad』を上演。2020年、豊岡演劇祭2020フリンジプログラムでは豊岡市竹野町に滞在し、現地の盆踊り振興会の伴奏のもと『ザンザカと遊行』を上演。2021年、TOKAS OPEN SITE 5ではオーディオ作品〈Coincideaudio〉として『Coincide 同時に起こること』を発表。近年は、モノローグやコント的掛け合いにおける台詞を音楽的に捉え直し、シーンの音楽性を出発点に物語を発生させる手法で演劇的パフォーマンスを実践している。

穴迫 信一 / anasako shinichi

ブルーエゴナク代表・劇作家・演出家・俳優  /  Twitter

福岡県北九州市在住。作家・演出家。ブルーエゴナク代表。
公益財団法人セゾン文化財団セゾン・フェローΙ。
THEATRE E9 KYOTOアソシエイトアーティスト。
桐朋学園芸術短期大学非常勤講師。

外部での主な制作
北九州芸術劇場『Re:北九州の記憶』(2012-2020)[戯曲制作]
北九州芸術劇場『春の夢みたい』(2019-2020)[作・構成・演出]
ロームシアター京都『岡崎地域をガイドする』(2020)[WS制作・進行]
第七劇場『Oboro』(2021-2022)[戯曲提供]
IWATE AIR/AIR『クラブナイト~蟹は夜、きみをたすけにくる』(2021)[作・演出]
宮古市民文化会館『1万年前に1cmだけ小さかった山』(2022)[作・演出(共同演出:北尾亘)]
宮古市民文化会館『このまちに美しいばしょなんてない』(2022)[作・演出]
宮古市民文化会館『第二次稿・1万年前に1cmだけ小さかった山』[作・演出(共同演出:北尾亘)]

野村明里 / nomura akari

俳優 / Twitter

1993年生。長野県出身。京都市在住。
同志社大学文学部美学芸術学科卒業。
株式会社リコモーション所属。
在学中に自主映画製作サークルに入ったことをきっかけに演技に興味を持ち、京都を中心に映画からポストドラマ演劇まで幅広く活動する。『ラッパー』(2016年)、『ふくしゅうげき 京都ver.』、『訪れないヒのために』(ともに2017年)の客演を経て、2019年ブルーエゴナク加入。

主な外部出演作品
・下鴨車窓『微熱ガーデン』(2018〜2020年/作・演出 田辺剛)
・溶けない名前『カルピスちゃん』MV(2016年/監督 佐々木勝己)
・京都芸術センター 演劇計画II『新・内山』(2015年/作・演出 柳沼昭徳 )

悠太 / yuta

俳優 / TwitterInstagram

1996年生。山口県宇部市出身。現在東京都在住。
2019年ブルーエゴナク加入。
北九州芸術劇場の企画公演への出演をはじめ、北九州を拠点とする劇団へ客演として多数出演。俳優、モデルとしても活動中。プライム所属。

主な外部出演作品
・北九州芸術劇場×北九州モノレール「アイ・ノチス・バイ・ストッピング・ブレシング」(2019/脚本・演出 穴迫信一)
・北九州芸術劇場「Re:北九州の記憶」(2017/2018/演出・構成 内藤裕敬)
・北九州芸術劇場×北九州市美術館「10万年の寝言」(2017/演出・構成 泊篤志)
・北九州芸術劇場プロデュース「しなやか見渡す穴は森は雨」(2017/脚本・演出 ノゾエ征爾)

小関 鈴音 / ozeki suzune

俳優 / Twitter

1999年生。福岡県北九州市出身。
高校時代、演劇部に所属したことをきっかけに演技に興味を持つ。
2019年ブルーエゴナク加入。

主な外部出演作品
・SKYSCRAPER 『BOUGIE?』(2022/作・演出 溝越そら)

なかむら さち / nakamura sachi

俳優 / TwitterInstagram

1996年生。長崎県諫早市出身。2015年、劇団ヒロシ軍に入団。以降、約1年間毎月行われたコントライブや九州全県縦断ツアーの出演や制作に関わるなど、代表荒木宏志とともに劇団の中心として活動を続け、九州各地域の様々なイベントに参加。2018年、劇団こふく劇場「ただいま」全国ツアーに参加。2019年、劇団ヒロシ軍を退団。北九州に拠点を移しフリーで活動したのち、2022年ブルーエゴナク加入。

主な外部出演作品
・「とべない風船」(2022/監督 宮川博至|幸役)
・北九州芸術劇場+市民共同創作リーディング『Re:北九州の記憶』(2022/構成・演出 内藤裕敬)
・劇団きらら『70点ダイアリーズ』(2020作・演出 池田美樹)
・「Re:北九州の記憶」関連企画 リーディング公演『春の夢みたい』(2022/作・演出・構成 穴迫信一)
・劇団ヒロシ軍『カチカチ山』(2019/原作 太宰治/構成・演出 永山智行)
・劇団こふく劇場 全国ツアー『ただいま』(2018〜19作・演出 永山智行)

加茂慶太郎 / kamo keitaro

俳優 / TwitterInstagram

1996年生。神奈川県川崎市出身、福岡県福岡市在住。演劇作家。
自身含め、人々が納得して生きること・生きられることを第一義とし、その実現と検討の手がかりとして演劇をもちいる。
個人のプロジェクトに「マルレーベル」など。2023年ブルーエゴナク加入。

主な外部出演作品
・東京デスロック『再生』北九州Ver.(2022/作・演出 多田淳之介)
・指輪ホテル『Again! Again!』(2021/作・演出 羊屋白玉)

増田知就 / masuda kazuki

俳優 / Twitter

1998 年生。大阪出身、京都在住。
2021 年に近畿大学 舞台芸術専攻を卒業。
2023年、ブルーエゴナク加入。
若手のためのコミュニティ「稽古会」を主宰。 稽古会での後進育成活動のほか、小学校や劇場などでワークショップ多数。
2024 年度から NPO 法人大阪現代舞台芸術協会理事を務め、若手とベテラン世代の架け橋になるべく活動している。

主な外部出演作品
・地点『罪と罰(2020)』『グッド・バイ(2024)』『知恵の悲しみ(2024)』(構成・演出 三浦基)
・neji&co.『Sign/Out』(2024/構成・振付・演出:捩子ぴじん)
・第七劇場『桜の園』(2021/構成・演出・訳:鳴海康平)

・第七劇場『oboro』(2021-22/作:穴迫信一演出:鳴海康平)

・大阪現代舞台芸術協会DIVEプロデュース『青木さん家の奥さん』(2022/作:内藤裕敬 演出:西田悠哉)
・兵庫県立芸術文化センター佐渡裕プロデュースオペラ『メリー・ウィドウ』『ラ・ボエーム』(2021-22/助演として出演)

田中 凜 / tanaka rin

俳優 / TwitterInstagram

2000年生。福岡県大野城市出身。
北九州芸術劇場企画『大学演劇ラボ』で演劇と出会う。以降、大学演劇部の作品や外部作品に出演。2023年ブルーエゴナク加入。

主な外部出演作品
・東京デスロック『再生』北九州Ver.(2022年/作・演出 多田淳之介)
・マルレーベル ニューイヤー演劇日出企画’23『出た!!!』(2023年/作・演出 山口大器)

溝口 竜野 / mizoguchi tatsuya

俳優

宗像市在住。2012年、地元の劇団 夢かなたに入団。2015年より、MIRAIにて朗読劇『月光の夏』出演。2019年、市民参加リーディング『川をわたる歌のうた』(作・演出 穴迫信一)の出演をきっかけに、ブルーエゴナク加入を決意。
2019年ブルーエゴナク加入。
2023年度より休団。

主な外部出演作品
・ぶらり♪まちなか劇さんぽ2019市民参加リーディング(2019/作・演出穴迫信一)
・シアターラボ 『ネコに無礼講』(2019/作・演出 淵よう子)
・市民参加リーディング公演『smoky 2 weeks』(2018/作・演出 泊篤志)
・MIRAI 朗読劇『月光の夏』(2015〜2018/作 毛利恒之 ・演出 武内勉)
・劇団夢かなた『もうひとりのおばあちゃん』(2012/作・演出 横山和彦)