ブルーエゴナク
THEATRE E9 KYOTO アソシエイト・アーティスト公演
シリーズ「ここは彼方(Here Is Beyond)」
『Doudemoii shi』
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|作・演出|穴迫信一

|出演|
野村明里 桑折現 重実紗果 瀬戸沙門

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[ 新作『Doudemoii shi』に寄せて ]
第3期アソシエイト・アーティストを賜り、それは未来との契約だと感じています。3年間のE9での作品制作のテーマを「ここは彼方(Here Is Beyond)」とし、ここにあるフィクションとどこまでも遠くにある現実を描きたいと考えたのは、現在という地点が自身にとってどうでもいいものになりつつあるからです。今日の社会における、やるせない出来事や事件の中である種の諦めが芽生え「これはもう自分が生きている間には無理かもな」という、まあ良くない楽観のような、絶望のような感覚があり、しかしそれはそれで自身の死生観を変容させる機会になりました。そして、私たちの想像も及ばないような私たちが全員死んでその後も延々と続く長い時間、あるいはその一瞬、つまり1秒にも満たない相対的な時間のために演劇を制作したいと考えるようになりました。『Doudemoii shi』は〈どうでもいいし〉と〈どうでもいい死〉の二つの意味を内包しており、15名程度のどうでもいい死を4名の俳優が演じます。フィクションの死を眺める時間が、わたしたちの未来の、真実の、ほんの少しの手触りになればいいなと願って作ります。遠くの世界の現実が、何かに定まる前の揺れを持って、多くの方に届きますように。/ 穴迫信一

野村 明里(のむら あかり)

◯プロフィール
同志社大学文学部美学芸術学科卒業。株式会社リコモーション所属。
在学中に自主映画製作サークルに入ったことをきっかけに演技に興味を持ち、京都を中心に映画からポストドラマ演劇まで幅広く活動する。
2019年よりブルーエゴナク所属。近年の出演作に、下鴨車窓『透明な山羊』、映画『ミュジコフィリア』等。

◯コメント
今作では、「フィクションの死」を扱いながら、現実と虚構の境界線を越える試みをしています。私が演劇に魅力を感じ続けているのは、人生のいくつもの地点でフィクションに大きな感銘を受けたからだと思います。そしてまた私が空想する未来やおぼろげな過去をフィクションだとするなら、今を生きる私はいつもそれらに勇気づけられています。この作品も、誰かの心を少しだけ軽くできることを祈ります。

桑折 現(こおり げん)

◯プロフィール
演出家。俳優。京都造形芸術大学映像・舞台芸術学科卒業。在学中にパフォーミングアーツカンパニー〈dots〉を結成。
2001~2015年までの活動中、主宰と全作品の構成・演出を担当。統制された空間造形の中で、複数のマテリアルを重層的に演出する作品が特徴。国内の劇場との共同制作など多数。
俳優としてはこれまで柳沼昭徳、山口茜、田辺剛、林慎一郎、鳴海康平などのクリエーションに参加。

◯コメント
今、自分が生活をしている北陸はまさに雪の季節で、灰色の空と白い世界が広がっています。物理的な見え方が灰白色ということ以上に、ワントーンの世界のようにも感じてしまう現在という地点で、穴迫くんの描くフィクションの色が、この世界の見え方をまだ見ぬ色彩で鮮やかに色付けてくれるのではないか、という期待をしながらクリエーションに向き合っています。そして、活動再開のタイミングで声をかけてくれたことに感謝をしつつ、久しぶりの京都の舞台に立てることを楽しみにしています。

重実 紗果(しげみ さやか)

◯プロフィール
東京都出身。京都造形芸術大学を卒業後、関西を中心に俳優やダンサーとして活動。
過去の出演作品に、off-nibroll『源氏物語 Dance in Asia2018』神里雄大/岡崎藝術座『ニオノウミにて』
努力クラブ『誰かが想うよりも私は』東京デスロック『再生』三重ver.など。ブルーエゴナクでは『眺め』(2021年)にて声の出演。

◯コメント
「死」について考える時、自分の事なのか、他者の事なのかという選択肢があるけど、今作品では圧倒的に自分の死について意識してしまいます(ポジティブに)。でも自分の死を思えば思うほど、浮かぶのは自分以外の人だったりします。今回、ブルーエゴナクのクリエーションに初めて参加出来てとても嬉しいです。作品の一部として生きれますように。

瀬戸 沙門(せと さもん)

◯プロフィール
1994年生まれ。2016年京都造形芸術大学芸術学部舞台芸術学科卒業。レトロニムのメンバー。
京都を拠点として「自身の実感」と「そこに居ること」をベースに、俳優として上演作品への出演やパフォーマンス作品の制作・発表などを行なっている。

◯コメント
クリエーションの中で沢山のイメージを原動力に言葉を発したり、体を動かしたりしているのですが、原動力となるイメージは、誰かとの思い出や懐かしい景色など自分の記憶が混じっていて、大抵「どうでもいいし」と思っていたことだったんですが、よく考えると本当にどうでも良くなったとき「どうでもいい死」として忘れていくんじゃないかと思って、わたしは「どうでもいいし」と口では言いながらも「どうでもいい死」にしたくなくて忘れないようにしている記憶が結構あるんだなと思いました。

作・演出:穴迫信一
演出助手:村側晃太郎
舞台監督:小林勇陽
音響  :甲田徹 林実菜
照明  :魚森理恵
稽古撮影・公演撮影:脇田友(スピカ)
イラスト:POOL
デザイン:SUIMIN TAPE
制作  :ブルーエゴナク 岸日和多 渡邉裕史(ソノノチ)
主催・企画製作:ブルーエゴナク
共催:THEATRE E9 KYOTO(一般社団法人アーツシード京都)
助成:セゾン文化振興財団 北九州市文化芸術活動支援事業2022 京都市「Arts Aid KYOTO」補助事業
THEATRE E9 KYOTO 第3期アソシエイト・アーティスト

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差し入れ、面会などはご遠慮いただいております、ご了承下さいませ。
その他、本公演は各会場の「施設利用ガイドライン」に基づき、感染拡大防止対策を講じて上演いたします。

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ブルーエゴナク制作部 
Mail = egonaku☆gmail.com (☆を@に)
Tel = 090-6299-5590