ブルーエゴナク『眺め』

声は、振り返る。わたしたちのささやかな運命を。
8名の俳優による声と体の、永遠のような75分のミニマルミュージック。

2021年、ブルーエゴナクが新作として取り組むのは「声」の可能性についての演劇です。2020年度に取り組んだ『ザンザカと遊行』では「声なき声」を取り扱い、『Coincide 同時に起こること』では、俳優の声と音楽によって構成されるオーディオ作品を上演しました。本作はその発展系として「声」がいかなる形式で上演性を担保し、舞台上に存在する生身の俳優や観客に対して、どのような影響力を持ってその場所に響くかを検証します。これまでの「記憶」を題材にしたモノローグと音楽的な手法を元に、新たな形式の演劇作品の上演を目指します。

作・演出 穴迫信一

音楽 COMPUMA

出演
平嶋恵璃香 野村明里 小関鈴音
高山実花 木之瀬雅貴


日髙啓介 重実紗果 菅一馬

上演日時

◇北九州公演◇
10月1日(金)  19:00
10月2日(土)  14:00 / 19:00
10月3日(日)  14:00

会場
北九州術劇場 小劇場
(〒803-0812 福岡県北九州市小倉北区室町1丁目1-1-11)
Tel 093-562-2655

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◇京都公演◇
10月8日(金)  19:00
10月9日(土)  14:00 / 19:00
10月10日(日) 14:00

会場
THEATRE E9 KYOTO
(〒601-8013 京都府京都市南区東九条南河原町9-1)
Tel 075-661-2515 (10:00~18:00)

料金 

一般前売 3,000 円
U24前売 2,500 円
高校生以下 1,000 円
(*一般・U24当日料金500円増 )

*両公演とも受付は開演の45分前
開場は30分前。
*上演時間:75分を予定 → 90分を予定
*全席自由席 *未就学児入場不可
*車椅子のお客様は080-9144-6699(制作部)  →080-1710-2887(制作部 キタムラ)まで事前にご連絡ください。
*北九州公演のみ:託児あり(有料・定員有・要予約093-562-2655/公演初日の7日前まで受付)

予約

・チケットぴあ  https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2118809
Pコード:507587 (TEL 0570-02-9999/24時間受付)
・CoRichi!舞台芸術  https://stage.corich.jp/stage_main/92615

(北九州公演のみ)
北九州芸術劇場
オンラインチケット
プレイガイドTEL 093-562-8435(10:00~18:00/土日祝を除く)

(京都公演のみ)
THEATRE E9 KYOTO
TEL 075-661-2515 (10:00~18:00)

※チケット発売日:8月1日(日)

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〈ギフトチケット〉
ギフトチケット3,000 円

プレゼントに最適な、ご購入後に日時指定ができるギフトチケットです。

専用フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSc6XgLbJvsoSbne7LxlbipcLHNyQcm4fUb-Owzjtw4ODAiFhw/closedform

※ギフトチケット販売期間9/15(水)まで。売枚数に達し次第終了。
※ギフトチケット日時指定の期限→北九州公演9/25(土) 、京都公演10/2(土)

『眺め』という演劇は、もう一度何か、多分それは、虚構性そのものを信じ直すための演劇です。正しくなく居れる場所としてのフィクションの機能を、あらためて確かめてみたいと思っています。多くの人が様々なものを失った2020-2021において、手段と目的を行き来する「演劇」という抽象的な存在を、時に憎しみ慈しみながら、自分が獲得したものの一つは〈声〉への信頼です。声の演劇。そんな名前はどうかと思いますがともかく、これは自分にとって新たな演劇の始まりです。始まりでありますように。

穴迫信一

– – – – – – – – 『眺め』京都公演 特設ページ

舞台監督・美術=森田正憲(株式会社F.G.S.)<北九州>
舞台監督=北方こだち<京都>
音響=甲田徹
照明=礒部友紀子(有限会社SAM)
映像=小西小多郎
演出部=小関鈴音 溝口竜野
振付=吉元良太
衣装=野村明里 悠太
イラスト=millitsuka
デザイン=SUIMIN TAPE
協力= Massachusetts FUKAIPRODUCE羽衣 fringe
制作=ブルーエゴナク 合同会社kitaya505
助成=日本芸術文化振興基金 公益財団法人セゾン文化財団
企画・製作・主催=ブルーエゴナク
提携=北九州芸術劇場 THEATRE E9 KYOTO(アーツシード京都)

撮影=岩原俊一